異なる組織・個人が仕事を進めるうえでは、「論理的思考を基本とした明瞭なコミュニケーションスキル」が必要不可欠です。この必要不可欠なスキルを交渉との関係という視点で考えると、「双方の問題を同時解決することによってお互いの満足度を高めるコミュニケーションの過程」と捉えることができます。
また、企業の活動が多様化・複雑化・グローバル化する現代であるからこそ、平等を確保するため手段としても「交渉力」は極めて重要な要素です。
本講座では、「交渉とは何か」という本質的な問題を考えることに始まり、「交渉力の源泉」を体系的に学習します。さらに、自身の持てる力を交渉の場で十分に発揮するために必要な「平常心」の保ち方についても解説します。
【理解度テスト】あり
第1回では、「交渉とは何か」を学習します。
「交渉」は、ときに意思決定者である第三者がどちらか一方を勝者とするプロセスである「討論」と混同されがちですが、「交渉」においては、常に双方が意思決定者であり、対話を通じて双方の満足度を向上させることが目的となります。
こうした理解のもとで、よい交渉を実現するための基本的なステップ、その根底で求められる論理的な思考や事前の準備すべき項目などについて解説します。
第2回では、交渉の状況を類型化し、それぞれの類型ごとに望ましい交渉のスタイルを学習します。
望ましい交渉スタイルを身につけるためには、まずは交渉を「関係維持の重要性」と「交渉内容の重要性」という2つの軸で整理することが有用です。現実の交渉では、状況を理解することで、はじめて望ましいスタイルを選択することができるのです。
このほか、交渉力を高める要素である「情報力」や「質問力」についても解説します。
第3回~第5回では、日常的に繰り広げられる様々な非生産的な交渉の背後に潜む心理的な作用(わな)について学習します。
第3回では、小さな要求の承諾を得たうえで、大きな要求を迫る交渉術である「フット・イン・ザ・ドア」、大きな要求をした後に、小規模な要求を切り出す交渉術である「ドア・イン・ザ・フェイス」を紹介します。
また、非生産的な交渉のシーンを再現した映像(スキット)を見ながら、こうした交渉の背後に潜む人間の心理作用を知ることによって、非生産的な交渉を生産的な向上につなげる鍵を学びます。
非生産的な交渉のシーンを再現した映像(スキット)を見ながら、こうした交渉の背後に潜む人間の心理作用を知ることによって、非生産的な交渉を生産的な向上につなげる鍵を学びます。
非生産的な交渉のシーンを再現した映像(スキット)を見ながら、こうした交渉の背後に潜む人間の心理作用を知ることによって、非生産的な交渉を生産的な向上につなげる鍵を学びます。
また、相手の状況を理解して共感を示すことの大切さ、交渉の手段そのものに内包する相手優位の存在などを解説します。
交渉の根底には、論理的な思考と合わせて、持てる力を十分に発揮するための平常心が必要です。
最終回の第6回では、平常心を揺るがされたときに生じる感情の動きをコントロールし、「悪いマイナス感情」を「良いマイナス感情」に転換し、「悪い行動」を「良い行動」につなげる論理の展開方法を解説します。
単なる精神論ではなく、論理的な思考を活用しながら、よい交渉を実現させるための心の保ち方を学びます。







